馬籠から落合の石畳へ

今日は一日、雨模様。

バラバラバラっと大粒の雨が降ってきて、久しぶりに雨漏りしました（たまの雨はうれしいんだけど、雨漏りは悲しいよー）。

 

車が止まり、誰か来た気配がしたので、窓を開けてのぞいて見たら、

「お家の人いる？」

と中年の男性。あれ？と思いつつ、玄関へ。

木曽の漆器屋さんが営業に来ていたのだが、「漆塗りの茶たくとかある？」と聞かれ、「ないです」と答えると、一度渡した名刺をもぎ取るように引き取って帰っていった。

あれ？私、子どもと思われてた？とちょっと複雑。

 

実は、年明けに屋久島に行ったときも、すれ違った方々に、母は

「いいですね～。お孫さんと一緒ですか」

と言われていた。それはさすがにないだろ～と母が可哀想に思ったが、なんだろうな、２回続くとさすがに不安。小学生化してるのか、私。

鏡を見ると、そこに映っていたのは、１３年モノの薄汚いフリースを着てねんねこを背負った私の姿。ああ、原因はこれか。たまにはオシャレをしないとな～～と思うんだけどね。

おそらく、このキャラは変わらない。ま、一生つきあっていきます。

 

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さて、雨降りの日々に突入する前にと、

歩いてきました。

冬晴れの日は空気が澄んで、気持ちよくって、

外に出ないともったいない。

 

 

馬籠へ。いつもの恵那山が迎えてくれる。

春の草もふかふかに繁ってきて、

田んぼも畑も、暖まってきました。

 

 

ここ数日、風が強かったせいで、

余計なものがみんな吹き飛ばされて、

空がきれい。

 

 

 

雲が流れていく。

この空と雲を見ていると、「地動説」というのが信じられなくなる。

大地がまわっているというのは、本当だろうか。

あの空じゃなくって？

 

  

 

恵那山を見ながら、持参のおむすびを食べた。

塩むすびに自家製の梅干し（友だちの梅畑で自分で採って干したもの）を入れて、ふるさとの川海苔を炙って巻いただけの、シンプルなもの。

でも、これがいちばん。

ふるさとの空や紀州の空を感じながら、おむすびをほお張る。

 

 

 

竹やぶに入ってみたり、

 

 

神社の聖なる木々に挨拶したり、

 

 

薄氷の張った池の上を渡ろうとしてみたり（ムリ、ムリ）、

寄り道しながら目指したのは、

 

 

落合の石畳。

中仙道の要所、落合宿へと続く石畳。

険しい山道に、一枚一枚石を敷いた先人の労苦を思う。

 

 

 

落ち葉を敷き詰めた道が、曲がりくねりながら続いている。

やわらかな光が射している。

 

 

 

朴の葉がたくさん散らばっていた。

葉っぱが大きい分だけ、ガサッ、ガサッと踏みしめる音も大きい。

この景色を見ると、いつも朴葉味噌が食べたくなってしまう。 

そういえば、この冬はまだ一回も作ってないなあ。

 

 

 

眼下に広がる町なみ。

町を俯瞰する、この場所が好きだ。

荷物を置いて、背伸びして深呼吸する。

 

ああ、一日楽しかったなあ。

帰り道、木々が真っ赤に輝いていた。

 

コメント 6

こーさんさん、こんばんは。
おんなじだわぁ～♪
同じ青い空を見ていたようですね。
風が強かったから、雲が流れていましたね。
私も久しぶりに、のんびり、誰もいない道を歩いてきましたよ。
歩くことが出来るって素敵です。
by ｍａｍｉｒｅ (2007-02-14 22:23) 

若く見られるなんていいことじゃないですか！
こーさんのキャラ大切にしてくださいね。
それにしても今年の写真は雪が無いですね。
恵那山もすくないのでは？雪が少ないのは過ごしやすいのですが
夏場水不足にらないかと少し心配ですね。
by derosa84 (2007-02-15 00:14) 

もう春の陽気ですね。
来月は4月、と言ってもおかしくない感じがしています。
そーいえば雪がない。。。水不足は確かに心配です。
大丈夫なんだろうか。
by toro (2007-02-15 10:14) 

むらさきさん、
ありがとうございます。またちょっと、寒くなりましたね。


ｍａｍｉｒｅさん、
同じ青い空、見上げてたんですね～♪
雲がぐんぐん流れて、気持ちのよい一日でした。
> 歩くことが出来るって素敵です。
自分の速度で歩くと、「発見」がたくさんありますねー。
こちらは今朝は雪が降っていました。お山にも雪が積もったかなあ？


derosa84さん、
いいことですかね～（笑）。
私は昔好きだった人に、「○○ちゃんは、子どもからそのままおばあちゃんになりそうだね」と言われました。「いい女の時期がなさそう」とも。ひどいよね～。
今年は雪がほとんどありません。今朝ちょっと降ったくらい。降水量自体が少なくって、ほんと、水不足が心配です。


toroさん、
春の陽気の中、歩いてきましたー。
夏の水不足も心配だけど、雪解け水がないってことは、山の機能自体が失われてしまうのでは、と心配です。きっといろんなところに、ひずみが出てきますね。
あ、剣さんだ。はじまったみたい。
見てますかー。
若かりし頃の叔父に似てるわー。
by こーさん (2007-02-15 12:18) 

こ～さんと一緒に散歩して、おにぎりを頬張った気になりました。
ここ１週間、休日も返上で缶詰状態だったし・・・
土曜日は私のドジで空いた5時間で少しリフレッシュしたけれど・・・
青い空とはほど遠い鉛色の空の下だったので、ここで少し元気をもらいました。
自然がいいよね～～。一番の癒しだよ～。
by (2007-02-19 20:54) 

こぎんさん、
おにぎり一緒に食べてくれたんですね。梅干し、しょっぱくなかった？
あいかわらず、お仕事忙しいんですね～～。
ちょこちょこ空いた時間で、上手にリフレッシュしてくださいね。
そして疲れがピークになる前に・・・ばっくれましょう。
自然がいちばん、本当にそうですね。
たとえ鉛色の空でも、パソコンの前より外がいい。
ほら、深呼吸、深呼吸。
by こーさん (2007-02-20 09:54)