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ちんどん通信社 [舞台]

先週は仕事に、ヘルパーの講座に忙しく、くったくただった。
そして合間を縫っての畑仕事。
夕方6時半過ぎに帰宅してから、暗くなるまで畑を耕す。
手元が見えなくなるまで、街灯もない畑で土を寄せ、石を拾う。
夕食後には、睡魔が襲ってくる。
(毎晩、闘っては必ず負けるのだ)。
食器を洗い、洗濯物をたたみ、再び睡魔と闘いながら、レポートを書く。
床に就くのは、午前2時。

朝、出勤前に苗を植える。
慌てふためきながら、それでも
 「だって、今日しかないのよ~」
と必死で穴を掘る。
自分でもおかしいくらい。

眠たい……。

そんな疲れを吹き飛ばすべく。
週末は「ちんどんバラエティーショー」で幕を閉じた。
うーん、充電。

思えば、前回の公演から5年になる。
 「加子母に、明治座にちんどん屋を呼ぼう!」
大阪のプロ集団、「ちんどん通信社」の公演が決まってから、
気がつくとスタッフとなって動いていた。
チラシをつくり、ポスターを貼り、宣伝テープを編集して村の有線放送で流した。当日は、スタッフも軽い仮装をし(大須の古着屋で買った着物を着、派手なメイクでちんどん屋に肉迫)、駐車場係や売り子をした。
あの時は楽しかったーー!

もともと、音楽大好き!歌大好き!アコースティックな音色大好き!
な私は、街角でちんどん屋を見かけたら、間違いなくついて行ってしまうくちだ。
毎年桜の頃、富山県で開かれる「全日本ちんどんコンクール」にも出かけた。横浜で開かれたフリーコンサートの後、街中を練り歩くちんどん屋にもついて歩いた。
ちんどん屋さんは楽しい。

昨夜の「ちんどんバラエティーショー」は歌あり、踊りあり、芝居あり、
ジャグリングあり、笑いあり、のぜいたくなエンターテインメントだった。
加子母を題材にしたという(本当か?)芝居は、人情たっぷりで、
涙を拭う姿も多くみられた。(私も……涙、涙)。

音楽だってすばらしい。
ちんどん屋ってテキトーなイメージがあるけど、
ホンモノ。 しかも、熱い。
生音のせいか、エモーショナルなんだよねえ。
ジャズと似ている。かな。


和洋折衷、というのだろうか。
クラリネットで尺八風、バンジョーで三味線風。
胡弓の音色響き、ウォッシュボード(洗濯板)のリズムが弾ける。
ポンコツチンドン(略してポコチンだとか)の、がらくた楽器の音も楽しい。

音楽ってなんて豊かなんだろう。

と、あらためて感じた夜だった。
もちろん、それを操る人たちも、心豊かなんだよねぇ。
人を宣伝し、応援し、笑顔輝くちんどん屋。
次はどんな夢を魅せてくれる?

ビバ、ちんどん!


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