いいだ人形劇フェスタ

世界的にも有名な、「いいだ人形劇フェスタ」に行ってきました！

８月４日～７日までの４日間に、１００会場３００公演以上の舞台が繰り広げられる、大規模な人形劇フェスティバル。今年はなんと、２７年目となるそうです。

物心ついたときから、人形劇を身近に観てきた子どもたちは、大人になってもきっと人形劇を愛し、今度はスタッフとなってこのフェスタを支えていくんだろうな。市民スタッフが２０００人というのも、びっくりですが頷ける数字です。

 

今年のワッペンです。公演を観る人も演じる人も、このワッペンを最初に購入します。１枚７００円。無料公演はこれ１枚で観放題。

 

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友人の友人が、糸操り人形芝居の大御所であることは以前にも書いたけど、「いいだ人形劇フェスタ」に招待されたということで、前々から楽しみに待っていました。

 

 上演されたのは、こちら。　「飯田人形劇場」。

飯田には人形劇専門の劇場があるのです。さすが、人形のまち。

 

遊絲舎（ゆうししゃ）。

演目は『三番叟』『東海道中膝栗毛』『獅子舞』『八百屋お七』。バラエティに富んだ、おもしろい公演でした。

人形と操る人間が一体化して、その感情表現の見事さ、豊かさは、ある意味人間以上。同じ人形の表情がくるくると変わって見える見事さ！糸を操る手の動きは忙しく、でもそれ以上に人形自身が意思を持ったように細やかに動くのが不思議でした。

全部よかったのですが、とりわけ『東海道中膝栗毛』は人形師の田中純と結城一糸兄弟の息のあった掛け合いが見事で、脚本の面白さもあってワクワクしながら見入ってしまいました。

前回、東京早稲田で観たときと演目は同じでしたが、会場が変わるとまた違った感じでよかったです。何度でも観たい舞台です。

 

次回公演は、なんとも楽しみな、

『怪談・牡丹灯籠』と『田能久』。江戸糸操り人形＋落語芝居。

きゃー。観たーい。

落語家、林家正雀と共演です。

日：　２００５年９月２日（金）～４日（日）

於：　亀戸・カメリアホール

チケットの取り扱いは、

カメリアホール　ＴＥＬ：[phone]

チケットぴあ　　ＴＥＬ：[phone]（Ｐコード３６２－７９０）

プロツーカンパニー　　ＴＥＬ：[phone]

 

いいだ人形劇フェスタは明日７日（日）までです。お時間があれば、ぜひ！ぜひ！ぜひ！おすすめです。

私たちも今年は時間がなかったため、一つの公演に絞って行きましたが、来年は泊りがけでハシゴしたいと思っています。